[アドベンチャー]グランスフィア~宿命の王女と竜の騎士~
グランスフィア~宿命の王女と竜の騎士~を遊んでみて感じたことは「気合が入っているな」というものでした。
オープニング兼チュートリアルからしてそういったことを感じられました。
ボイス付きで過不足のないストーリーにより世界観やゲームの導入部分が語られ、シナリオへのこだわりやグラフィックへのこだわりもこの時点で十分感じることができました。
そして戦闘になれば独自性のある戦闘システムであることも分かります。
ユニットとスフィアをどう組み合わせるか――。
単純にタップするだけのRPGも見かけますし、同じ色を繋げていくだけのRPGも見かけますが、そういった戦闘では物足りなさを感じるのではないでしょうか。
でもグランスフィアは違うのです。
スフィアを使うべきか判断が問われますし、どのユニットに使わせるかも的確に判断しないと戦闘を有利に進められません。
レアリティの高いユニットや十分に育成したユニットでゴリ押しという戦法も可能ですけど、序盤の貧弱な戦力ではスフィアが重要な戦略性を持った戦闘だと思いました。
もっともっと先に進んだらどうかは分かりませんけど。
スフィアのことを無理に考えなくても大丈夫かもしれませんし、少しくらい考えたほうがいいかもしれません。
楽したいならユニットを十分育成すればいいですし、ギリギリの強さでもプレイヤーの判断で勝利を得られるかもしれません。
どうするかはプレイヤーに委ねられているのです。
ゲーム中のグラフィックはどれもかなりのハイクオリティ。スカウトで手に入るユニットのイラストは、レアリティ☆1から美男美女ぞろい。さらに敵キャラクターにいたっては、戦闘中ずっと動く力の入れよう。特に女性型の敵キャラクターなどは、制作スタッフの気迫を感じました!
それと戦闘シーンで敵のアニメーションも気になりました。
ゴブリンが動いて誰が喜ぶのでしょうか。
そういった細かいところまで手を抜かないところもそグランスフィアのただならないクオリティの追求を感じます^_^
無難なゲームが多い中、グランスフィアは気合を入れて作っていることがよく分かります。
個性にしろ細かいところのこだわりにしろ、です。
シリコンスタジオ謹製のゲームアプリのクオリティに恐れ入りました。
グランスフィアと読み込み時間
グランスフィアはボイス付きだったりアニメーションしたりと手の込んだ作りになっています。
その代償としてデータ容量が大きくなってしまったところが残念でした。
初回のみとはいえ画面を切り替えるとデータ読み込みが発生しますし、特にゲームの面白さが分からない序盤では待たされることに嫌気が差したプレイヤーが離れていってしまうかもしれません。
最初の頃は頻繁に読み込み作業が入るのでちょっとテンポが悪くなってしまっていて残念でしたね。
クオリティが高い分、仕方のないことかもしれませんが、ちょっと惜しいなと思いました。
でもそんなこと気にせず遊んでみるといいと思いますよ!
面白ければ多少の待ち時間なんてどうということないのです。